こんにちは!広報の下田です
昨日に引き続き今日は、実際にオンズが「テラ・ルネッサンス」の団体を通じて
取り組んだプロジェクトについて、現在の進捗状況を皆様にお知らせ致します
2013年8月頃から取り組んでいるプロジェクトでして
世界で2番目に貧しい国、アフリカ中部に位置するブルンジ共和国に
元子ども兵の社会復帰を支援するための施設
「オンズ自立支援センター」を設立するというものです。
オンズは、その支援センター建設に伴う支援をさせて頂きました
2014年8月に、無事施設は完成し、開所式も行いました
そして現在、この施設の進捗状況はと言いますと・・・
この「オンズ自立支援センター」が位置する地域では、良質な蜂蜜が
採集されることが知られており、昔からハチミツは医薬品として重宝されていました。
しかし、十分な養蜂技術や生産・出荷に必要な
道具や施設が不足しており、販路の確保も出来ていない状況だったため
まず、この施設では「養蜂の訓練」からスタートすることになりました
養蜂訓練を実施する為、支援対象者に配布する養蜂箱です。
養蜂箱は、ブルンジの木工大工の技術者たちの協力を得て製作したそうです。
外国製の養蜂箱を購入することも可能でしたが、出来る限り、地元の人々の技術で
生産しようということで、一つ一つ、手作業で65個の養蜂箱が完成しました
現地スタッフの方々が準備を進めてくれています
養蜂の生産技術について、支援対象者の方々が一生懸命学んでいる様子
左 : 勉強を終えた支援対象者の方々が、巣箱の設置に向かう写真
右 : 巣箱を設置するための土台を自分たちで製作し、実際に完成した土台の写真
完成した土台に巣箱を設置した様子の写真
設置した巣箱にミツバチが群がっている様子の写真
まだ実地訓練が始まったばかりということなので、これからといったかたちですが
最終的には生産したハチミツを商品化し、支援対象者の方々の生計向上に繋げたいとのことです
現在も、現地のスタッフと支援対象者の方々が、皆で協力し合い
頑張ってくれているそうなので、今後がとても楽しみです
現地の方々が、笑顔あふれる毎日を送れるようになってもらいたいと心から願います